
大ヒットカーアクション映画「ワイルド・スピード」シリーズで知られる米俳優ヴィン・ディーゼル(57)が、スピンオフの監督を依頼されたことを明かした。
「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」(23年)とその続編となる26年公開予定のシリーズ第11弾「ファスト×パート2」のできごとの前を描く前日譚の監督をユニバーサル・ピクチャーズから頼まれたという。
「1作目と4作目の間に、(ディーゼル演じる主人公)ドムがどこにいたかを説明するため、前身となる映画の監督をして欲しいと頼まれました。それは「ロスト・バンドレロス~盗賊たち」(09年)というタイトルの作品でした。それから長い年月を経て、今度は最終作の前身の監督をして欲しいという依頼がまたきました」とコメントした。
「ロスト・バンドレロス~盗賊たち」に次ぐ2作品目となる監督作の詳細は不明ながら、制作に前向きであることを明かした。最終章は当初の2部構成から3部作に変更になったと伝えられており、次回作後に新たにシリーズ第12弾も制作されるものと見られている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)