
4人組ロックバンド、フラワーカンパニーズが、27日放送のTBS系「ラヴィット」(月~金曜午前8時)に生出演し、04年の人気曲「深夜高速」の生演奏を披露した。
出演のきっかけは、昨年6月、令和ロマン松井ケムリが自身の夢として、同バンドの出演を望んだこと。スタッフにオファーしたものの多忙でかなわず、ケムリがベース、サンタモニカのポールがギター、かけおちの青木マッチョがドラム、Travis Japan宮近海斗と松倉海斗がボーカルの即席バンドで、同曲を番組で演奏した。
今回、そのVTRが回想された後、フラワーカンパニーズのボーカル鈴木圭介(55)ベースのグレートマエカワ(55)、ギター竹安堅一(55)、ドラムのミスター小西(55)の4人が登場。スタジオは大歓声となった。
MCの川島明が「去年、こちらのメンバーが『深夜高速』生演奏させてもらったんですけど、ご存じでしたか」と聞くと、鈴木は「拝見させていただきました。めちゃくちゃ良かったですよ」と称賛。川島に「魂の叫びがスタジオに来るきっかけになったということで」と返されると、鈴木は「そうですね」とにこやかに応じた。
そして生演奏がスタート。「生きててよかった」の歌詞が印象的なサビを鈴木が熱唱すると、ケムリが右手を振り上げて目を潤ませる場面も。ゲストや来場者たちも腕を振り上げて熱狂した。
演奏が終わるとケムリは「ありがとうございます」と叫び、川島も「最高!」と絶叫。鈴木は「楽しかったですね」と笑顔を見せた。ケムリは「今の僕にめちゃめちゃ沁(し)みました」と、相方の高比良くるまが活動休止でソロ活動が増えている状況を自らイジリ、笑いを誘った。
放送直後には「フラカン」「フラワーカンパニーズ」「ラヴィット」がトレンド入り。「フラカン朝から聴けてよかった」「朝から生演奏ビックリ」「ケムリさん泣いてるやん」などの声もあった。
フラワーカンパニーズは95年メジャーデビュー。「フラカン」の愛称で知られ、ライブバンドとして熱烈なファンが多い事で知られる。バンドは番組で、9月20日に日本武道館公演を行うことも告知した。