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徳永えり「9割辞める気でいた」産休から復帰「腹をくくりました」子育てと役者業の二刀流生活


女優の徳永えりが1年半の産休を経て復帰し、今後の俳優活動について語った。出産を経て女優業から離れることも考えたが、所属事務所の説得により復帰を決意。現在は映画『35年目のラブレター』や日本テレビ系ドラマ『彼女がそれも愛と呼ぶなら』に出演中で、子育てと役者業を両立させる覚悟で臨んでいる。キャリアを見据えた活動休止も経験した彼女は、「求める人がいるなら」と再びカメラの前に立つことを決断。今年の目標は「感謝を持ってまい進する」と語り、ママとなった新たな日常を力強く歩んでいる。

産休から復帰した徳永えり(撮影・千葉一成)

約1年半の産休から復帰した女優徳永えり(36)がこのほど取材に応じ、今後の活動について語った。

結婚、出産を経て女優業から離れることも考えたが所属事務所幹部の慰留もあり、復帰作となった公開中の映画「35年目のラブレター」をはじめ、4月からは日本テレビ系連続ドラマ「彼女がそれも愛と呼ぶなら」にもレギュラー出演。「腹をくくりました」と子育てと役者業の二刀流生活に本格的に取り組んでいる。

中学生の頃に周囲の勧めでファッション誌モデルに応募して業界入り。ここまで俳優業に関わることは想定外だったといい、これまでも30歳を前に約半年間活動休止してカフェで働くなど「次のキャリアを見据えた」動きはみせていた。しかし、そうした経験を経て「求めてくれている人がいるなら」と思い直して復帰。今回の出産では「9割くらい辞める気でいた」が再び説得され「まずは(両立を)やってみよう」とカメラの前に立つ。

同事務所の同期、戸田恵梨香(36)も自身の少し前に出産したママ友で「いろんな情報を聞いたり」と支え合っている。今年は「『感謝を持ってまい進するべし』ですね」と語り「細かいことを考えても仕方がないですし、頑張っていきます」。気持ち新たに、ママになった徳永の奮闘は続く。【松尾幸之介】

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