
起業家で格闘技イベントBreakingDown(ブレイキングダウン)のCOOとして知られる溝口勇児氏(40)が25日までにX(旧ツイッター)を更新。友人がパワハラ絡みで週刊誌にリークされた件について、リーク者の素顔など、実際の”内情”を投稿した。
溝口氏は「俺の友人の経営者がパワハラで週刊誌にリークされた。けど、それはあまりに一面的な報じられ方だと思う」と書き出した。
そしてその経営者や、リークした人物について「厳しい言葉を伝えたかもしれない。でもそれは『本気で変わってほしい』『このままじゃ人生終わる』と思ったからこそ出る言葉だった。耳障りのいい言葉だけで人が変わるなら誰も苦労しない。今回リークしたやつは、前職でも金銭トラブルで退社。おれの友人の会社に入社した後も、同僚や後輩に借金をして前職と同じ過ちを繰り返し、さらに闇金にまで手を出して合計800万。挙げ句の果てには、奥さんから『給料は私の口座に』と俺の友人の社長が頼まれるレベル。リークしたやつのお母さんも息子のせいで借金まみれ。そんな人間の言い分だけ切り取って、社長を悪者にして記事を出そうとしてるのが今の週刊誌の現実。誰がどう考えたって、歪んでるのがどっちかわかるだろ。そりゃブチギレるし、言葉も荒くなるだろうよ」と内情をつづった。
さらに溝口氏は「人を育てたり、ダメなやつを変えるって、キレイごとじゃない。今の時代、正論が正義になりすぎてる。でも、教育現場の泥臭さや、覚悟を持って人と向き合ってる人間の『本気の不器用さ』まで否定されていいとは思えない。その背景を全部無視して、『パワハラ』って言葉一つで葬り去るなら、もう誰も人に本気で向き合えなくなる。この社長は今、めちゃくちゃ落ち込んでるのだけど、彼は金に困ってる社員には自腹で貸しちゃうやつだし、トラブルを抱えた社員には寝る間を惜しんで付き合ってた。それでもダメなやつに限って、そういう本気を攻撃されたと捉える。こいつがパワハラ認定されるなら、俺の方がもっとパワハラだよ」と続け、「週刊誌も今の風潮も終わってんな」としめくくった。
溝口氏は24日にもXを更新。「親友の経営者から『週刊誌に脅されている』と相談が来た。一部、録音を聞いたけど本当にくだらなくて。しかもリークした人間の話しは、前から聞いてたけど借金まみれでかなり問題あるやつだった。こんな話を週刊誌が正義として報じようとするなら、やっぱりもう誰かが止めないといけない」などと記していた。