
漫画家、イラストレーターわたせせいぞうさん(80)と俳優神尾楓珠(26)がこのほど都内で、BS朝日「四分旧譜~あの頃のボクと音楽と~」(31日午後10時半)の収録を行った。
昭和、平成の名曲にわたせさんのイラストを載せたミュージックビデオを見て対談するという内容で、爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で~はるかなる想い」では、手紙やラブレターについて語り合い、ポルノグラフィティの「愛が呼ぶほうへ」では恋愛について語った。
音楽好き、サッカーのプレミアリーグ好き、友情を大切にしていること、チャレンジ精神など、共通点が見つかった2人。収録を終え、わたせさんは「こんなに世代の違う人間が話せるかなと思いましたが、神尾さんがいろんな質問をしてくれるし、楽しかったです」と言うと、神尾も「年齢も職種も全然違いますが、柔らかく話してくださってありがたかったです。人に対するリスペクトがすごくある方だと感じました」と応じた。
2人は口をそろえて「シャイです」と笑い、わたせさんは「またこういう対談やってみたい」と話していた。
音楽への思いを聞かれ、神尾は「音楽や曲に救われることが今まで何度もありました。これからも曲の力を借りて生きていけたらいいなと思います」、わたせさんも「僕も音楽で毎日イメージをもらってインスピレーションを描いています」と話した。