お笑いタレントで脚本家としても活躍しているバカリズム（49）が23日、フジテレビ系「ワイドナショー」（日曜午前10時）に出演。残りあと1回となった「ワイドナショー」のドラマ化の可能性について語った。
山梨・富士吉田市を舞台に、宇宙人であること告白したホテルマンの周囲の人たちの軽妙な会話を中心に人間模様をバカリズムが描いたストーリーの1月期の日本テレビ系連続ドラマ「ホットスポット」をめぐっては、実在する喫茶店や飲食店と同じメニューをドラマで出したことで人気となり、同市では各所で行列が発生する”聖地巡礼”現象も起きるなどしていた。
MCの東野幸治（57）から「映画化とか？」と聞かれると、バカリズムは「映画化ですか？」と困った表情になり「もう終わってますし…」と答えた。最終話で物語の30年後についても描ききっていて「そういうの言われないように、ああいう終わり方したんですから、大変なので」と続編や映画化については考えていない意向を語った。
東野から「ちなみに（脚本家としての）スケジュールは？」と聞かれ、バカリズムは「書くものはけっこう決まっていて、3年後ぐらい先まで決まっちゃっていて…」と話した。東野から「フジテレビは…？」と質問されると、バカリズムは「フジテレビは話はきてないですね」と話した。
なおも東野が食い下がって「ワイドナショーを舞台にね…ワイドナショー、来週で終わるけど、終わるけど…」とスタッフを見回しながら熱弁。ゲストの石原良純（63）は「このセット、使おうとしてる？」とツッコミを入れ、笑いをとった。東野の熱意をくんだのかバカリズムが「全員、本人役だったら面白いですよね。ドラマ『ワイドナショー』だったら面白いですよね」となどと提案していた。
