
NHKの一橋忠之アナウンサー(48)は21日、担当する福岡放送局の情報番組「ロクいち!福岡」(月~金曜午後6時10分)のエンディングで、この日をもって番組キャスターを卒業することを発表した。
一橋アナは長らくスポーツキャスターとして活躍してきた。2021年3月末に福岡放送局に異動になり、同番組のキャスターを約4年担当してきた。
同様にこの日で番組を卒業する姫野美南アナのあいさつの後、姫野アナから「一橋アナも卒業です」と紹介された一橋アナは「4年間、みなさんありがとうございました」と、お別れのあいさつ。「2021年春に福岡に来たころは、まだコロナ禍でした。多くの人が日常生活に不安を感じていた時期で、それまでスポーツキャスターだったぼくに、この『ロクいち』のキャスターは務まるのかと不安でした。ただ、福岡のみなさんの優しさのおかげで、やりきることができました」と、視聴者に感謝の思いを口にした。
福岡で担当した番組を振り返り「選挙や災害報道、経済や教育問題と、幅広いテーマに向き合うチャンスをみなさんのおかげでいただきました。おかげさまで、48歳になってもチャレンジができた、成長も感じられる4年間でした」と振り返り「本当に、本当にみなさん、ありがとうございました。このメンバーは、今日が最後です。また、いつか!」と、笑顔で画面に向かって呼びかけた。
一橋アナは今後、「首都圏ネットワーク」(月~金曜午後6時10分)を担当することが発表されている。