
NHK大阪放送局は21日、新年度番組のキャスター会見を行った。
夕方の報道番組「ほっと関西」(月~金曜午後6時10分)の木、金曜日の新キャスターに鹿島綾乃アナウンサー(53)、倉沢宏希アナ(29)を起用し、月~水曜はこれまで通り、小山径アナ(48)、嶋田ココアナ(27)が担当する。
4月2日スタートの新番組「激突メシあがれ~自作グルメ頂上決戦~」(水曜午後7時57分)を担当する高瀬耕造アナ(49)は、進行を務める嶋田ココアナとともに会見に登場した。
高瀬アナは「いよいよ初回の放送が近づいてきた。自作グルメ界もざわついていると聞いています」と声を弾ませた。すでに収録を重ねているが「自作グルメとは? と考えた。自作グルメとはお皿の中にありったけの自分の気持ちや人生を詰め込んだ、究極の自己表現ではないかと感じている」と感想を話した。
「激突メシ-」は、アマチュアが趣味で作る“自作メシ”の頂上決戦。プロも舌を巻く驚きの発想と探究心、そしてその裏の人間ドラマが描かれる。
高瀬アナは「1つとして同じ料理はないし、そこに込められた熱量はプロをも凌駕(りょうが)しています。番組に参加していて、熱量、非常にカロリーの高い番組になっている」と胸を張り、「うまいこと言った。直前に思いつきました」とオチをつけ、笑わせた。
同番組での役割は「司会者ではなく人間、高瀬耕造であると言われている」と明かし、台本には高瀬アナのせりふやコメントはほぼなし。「あろうことか、ネタをひと言って書いてある。おかしなことになっている(笑い)」と自虐気味に話し、「これを続けていったら自分自身が進化できるかもしれない。前向きにとらえ始めた。道なき道を進み始めた25年、春の挑戦です」と締めくくった。
また「かんさい熱視線」(金曜午後7時30分、関西ローカル)の新キャスターに「NHKニュース おはよう日本」のキャスターを務める三條雅幸アナが担当すると発表した。