
秋元康氏プロデュースの昭和歌謡グループSHOW-WAが21日、東京・恵比寿ザ・ガーデンホールで全国ツアー「SHOW-WA 1st TOUR -君の王子様-」東京公演を開催した。
3000人以上の応募があった「夢をあきらめるな!オーディション」から誕生し、9月にメジャーデビューしたばかりの平均年齢36歳の新人グループ。同ツアーは全国7都市で14公演を予定している。
デビュー曲「君の王子様」でライブがスタート。最年長の寺田真二郎(41)は「みなさんに6人6様のおもてなしをしていきます!」と呼びかけ、歓声を浴びた。
その後、持ち曲の「キッスキッスキッス」「外せないピンキーリング」「汚れちまった涙」をパフォーマンス。さらに昭和の名曲「学園天国」「真っ赤な太陽」「DESIRE」などカバー曲も披露した。客席でファンとハイタッチしながら歌唱し、700人のファンを大いに喜ばせた。
終盤には新曲「いつの日にか悔めばいい」を初披露。秋元氏がツアーのために書き下ろした楽曲で、青山隼(37)は「めっちゃ練習したんです!」。寺田は「キーが低めで男らしい楽曲。お客さんと一丸となって歌える」とファンとともに歌って踊り、会場を盛り上げた。
アンコールではツアー最終日となる神奈川・相模女子大学グリーンホール公演をサプライズ発表。グループ史上最大の1日4000人を動員予定で、6人はステージで「ええ!?」と声を上げ、寺田は「別の方のコンサートでこの会場行ったことあるけど、めちゃくちゃデカいよ」と興奮気味に語った。山本佳志(36)は「みなさんと関東で会える機会がもう1度できました。本当にありがとうございます!」と感謝を込めた。
さらに寺田は「今年は昨年かなえられなかったNHK紅白歌合戦の夢、絶対にかなえたいです!」と宣言。青山は「紅白行くぞ! レコ大取るぞ! みんな大好き!」と叫び、ライブを締めた。