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安田章大が劇団・新宿梁山泊のテント公演で唐十郎初期作品に主演「意志をつなぐ役目になれれば」


安田章大が新宿梁山泊の舞台「愛の乞食」「アリババ」で主演を務めることが決定。これはアングラ演劇の祖とされる唐十郎の初期作品で、演出を新宿梁山泊代表の金守珍が担当。金守珍氏は、安田の演技の感性や声を高く評価しており、舞台に向けた彼の情熱に感動したと述べています。安田は、唐作品のセリフを関西弁に置き換えて感情を作り出すという方法でアプローチ。この公演は花園神社でのテント公演であり、安田にとっては初出演。彼は、唐十郎の意志を継ぐ役割を果たしたいと意気込みを語っています。

新宿梁山泊 第79回公演 唐十郎初期作品連続上演「愛の乞食」「アリババ」で主演を務める安田章大

SUPER EIGHT安田章大(40)が、「新宿梁山泊 第79回公演唐十郎初期作品連続上演『愛の乞食』『アリババ』」(6月14日から7月6日、花園神社境内 特設紫テント)の2作で主演を務めることが13日、分かった。

同作は昨年5月に死去し、アングラ演劇の祖といわれる唐十郎さんの初期作品で、時代を超えた壮大な愛とロマンの物語。演出は劇団・新宿梁山泊代表の金守珍氏(70)。金氏が演出する唐十郎作品への安田の出演は2年ぶり2度目。当時について金氏は「安田氏の演技の勘のよさと、あふれるエナジー、なによりも美しい歌声に心底しびれた」と絶賛。「唐さんの言葉を大事にするがゆえに、いったん自分の言語である関西弁に置き直して感情をつくってから元のせりふに戻すと聞き、舞台に懸ける情熱と努力に感動した」と評した。

安田は再タッグに「猥雑(わいざつ)で活気に満ちた街現実と虚構を行き来でき、自分の書いたセリフにいいなぁと泣ける唐さんの背中を追いかけたいと思います」とコメント。テント公演は今回が初出演。唐十郎作品の“代名詞”でもあり「紫や赤やそれぞれの色が混ざることで、唐十郎の意志をつなぐ役目になれればと強く願います」と意気込んだ。

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