
前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が11日までにX(旧ツイッター)を更新。自民党が元衆院議員の杉田水脈氏(57)を今夏の参院選で擁立すると発表したことを受け、私見を述べた。
舛添氏は「自民党は、差別的発言で人権侵害を認定された水田水脈元衆院議員を参院選比例代表候補として公認するという」(原文まま)と言及。「自民党にはそこまで人材がいなくなったのか。『良識の府、再考の府』として、参議院は衆議院の間違いを正す役割があるはずだ。衆議院で使い物にならなかった人物の掃きだめではないはずだ」とチクリとさした。
杉田氏は旧安倍派の派閥裏金事件で党役職停止6カ月の処分を受けており、昨年10月の衆院選には立候補しなかったが、9日に都内で開かれた自民党の党大会に登場。今夏の参院選で擁立する公認候補予定者として紹介され、石破茂首相(党総裁)と握手した。