
演歌歌手、市川由紀乃(49)が5日、公式ブログを更新。昨年6月に卵巣がんが判明して切除手術を行い、歌手活動を休止していた市川は4日、NHK「うたコン」の生放送で仕事復帰したことを報告した。
市川は「昨夜は前作『ノクターン』で出演させていただいて以来、約10ヶ月ぶりの『うたコン』のステージでした」と番組出演を報告。そして「番組に携わっていらっしゃる方々が温かく迎え入れてくださいましたので、そのお心にまず感激してしまい、込み上げてくるものを抑えるのに懸命な私でした」と感激する様子を見せた。
「命の恩人でもある由紀さおり先輩とご一緒のステージですから、由紀先輩への感謝の想いを歌に込めてお届けしたいと強く思っていました。そして、ずっと待っていて下さったファンの皆さまにも歌声を通して感謝の気持ちが届きますようにと思いながら歌いました」と当日を振り返った。そして「会場にお越しくださったお客さまの拍手や声援の温かさに涙を何度も堪えました。ファンの皆さまのお姿も見えて、アツい由紀乃コールもしっかり受け止めました!ありがとうございました」とファンへ感謝を伝え、安田祥子、由紀さおりとのショットや、花束を抱える自身の姿を投稿した。
さらに「歌い終えて舞台袖に戻ってから、勝山先生、キングレコードのスタッフさん、春ちゃん、マネージャーさんの前で思いっきり泣きました」と続け「お蔭さまで新たな歌手人生の一歩を踏み出すことができました」と再スタートを報告した。