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水谷豊「相棒season23」第18話10.1% 匿流絡み事件の背後に見え隠れする巨悪と謎の男たち


水谷豊主演のテレ朝系ドラマ「相棒season23」の最終回スペシャル前編、第18話が放送され、関東地区で平均世帯視聴率10.1%を記録した。物語では、杉下右京と亀山薫が匿名犯罪の捜査本部で、住居侵入・強盗事件を担当。都議の橋迫倫子の家の犯行に不審を抱き、都の公共事業について怪文書が送られていたことを発見。事件が巨大な利権問題と関わっている可能性を感じ、都知事に接触を試みるが失敗。その中で、事件に関与する可能性のある謎の人物たちが登場し、物語はさらに紛糾する様子を見せる。水谷は新シーズンについて「社会のひんしゅくを恐れず挑戦し続ける」と述べており、物語の進展が期待される。

水谷豊(2022年撮影)

水谷豊(72)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season23」(水曜午後9時)の最終回スペシャル前編となる第18話が5日に放送され、平均世帯視聴率が10・1%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・9%だった。

水谷演じる杉下右京と寺脇康文(63)演じる亀山薫の黄金コンビも3シーズン目に突入。常に“時代”を描いてきたが、水谷は新シーズンを「今、誰もがひんしゅくを買うことを怖がって萎縮しているような社会になってきた気がするのですが、『相棒』はひんしゅくを買うことを恐れずに、これからも挑んでいく。新シーズンでも“相棒ワールド”はますます進化していきます」と宣言した。

◆第18話のあらすじ

匿名流動型犯罪の統合捜査本部に駆り出された右京と薫は、ここ2カ月で、相次いでいる4件の住居侵入・強盗事件を担当。被害者への聞き込みから、右京は橋迫倫子(愛希れいか)という都議の家だけ、犯行の様態が特殊なことに気付く。

事情を聴くと、倫子の事務所に都の公共事業や助成金に関する怪文書が送られて来ていたことが判明。それは都の税金が不可解な形で100億円以上も流出していることを示すものだった。

一連の事件が巨大な利権と絡んでいる可能性を感じた右京と薫は、都知事の一岡(片桐仁)を直撃。しかし、取りつく島なくかわされてしまう。

その頃、事件と何らかの接点がありそうな木原健二(平山祐介)という男や、不自然に右京に接触してきた浦神鹿(毎熊克哉)という男など、謎めいた存在が静かに動き始めていた。

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