
Z世代の3人組ボーカルユニット「3人娘Z」が3日、東京・港区の文化放送サテライトプラス広場で「イマサラ」配信開始記念イベントを行った。
「3人娘Z」は、それぞれソロでも活躍している田中あいみ(24)舞乃空(まのあ=19)梅谷心愛(17)の3人で昨年7月31日に結成。初のオリジナル曲「イマサラ」がこの日、日本クラウンから配信リリースされた。
寒空の下、集まったファンの前で同曲と「恋のフーガ」「年下の男の子」「学園天国」を歌唱。舞乃空は「もうとっても寒くて震えて、寒すぎたんですけども。待っててくださった方がたくさんいらっしゃった。本当に感謝しています」と来場者に感謝した。
若者世代にも演歌、歌謡曲を届けることを目標としている。「イマサラ」は耳に残るジャジーな曲調。梅谷は「Z世代の私たちが昭和の曲も、平成の曲も、今の曲も皆さんに広げていって、一緒に音楽を楽しみたい。とらわれることなく、幅広く歌っていきたい」と意気込む。
24年は大阪、福岡、東京でライブを行った。田中は「ユニットを組んだからには、もっといろんなところを回れたら」と全国ツアー開催を熱望。「スタートを切ったばかりの『3人娘Z』だからできることがたくさんあると思ってますし、うちら若手女子3人すごいんやぞ、という一面をもっとアピールできたらなと思ってます。演歌界、歌謡界に新しい風を吹かせたい」と力強かった。