
日本テレビ出身でフリーの青木源太アナウンサー(41)が3日、自身がMCを務めるカンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」(月~金曜午後1時50分=関西ローカル)に出演。1日未明に80歳で亡くなったキャスターみのもんた(本名・御法川法男=みのりかわ・のりお)さんから授かった“金言”を明かした。
番組では「日本一忙しい司会者」みのさんをしのび、フジ系「クイズ$ミリオネア」の影像などをまじえて、功績を振り返った。
VTRが終わると、青木アナは「僕、日本テレビに入社して、初めてついたレギュラー番組が、みのさんの番組だったんですよ」と思い起こした。
その際、新人・青木アナに向かい、みのさんは「男性アナウンサーは、芽が出るまでに10年かかるから、しっかり努力しなさい」と声をかけたという。
青木アナは「当時は23、24歳ですから、『10年て長いな~』と、すごく思ったんですけども、その言葉を糧に頑張っていて」と回顧。それでも「30(歳)手前ぐらいで、ある時期」に壁にぶち当たったという。
目を潤ませ、上方を見やりながら、青木アナは、30歳当時「自分では『もっと頑張れる、もっとできるはず』なんだけど、なかなか仕事に恵まれないな~と思う時期もあったんですよ」と言い、「そういう時期、支えになったのは、みのさんの言葉でした」と感謝した。
06年に日本テレビに入社した青木アナは、15年10月から平日の帯情報番組「PON!」のレギュラーMCに入った。「結果的に、入社から10年たった33、34歳の時に、初めて帯番組のレギュラーを任せてもらうことになって」と述懐。
みのさんの言葉を支えに歩み、金言通り「10年」でつかんだ帯レギュラー。青木アナは「そのこと、みのさんに報告しにいったら、ものすごく喜んでくれたのを思い出します」と話していた。