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「朝ズバッ!」TBS井上貴博アナ、みのさんしのぶ「しゃべり手あり方に恐ろしいほどの信念」


80歳で亡くなったみのもんたさんに対し、TBSの井上貴博アナウンサーが追悼の意を表しています。井上アナは、みのさんについて「アナウンサーとしての原点」と述べ、長年にわたるみのさんの影響について感謝を述べました。特に『朝ズバッ!』での経験や、みのさんの型にはまらない自由なスタイルが自身に与えたインパクトを振り返っています。また、「原稿を読むな、自分の頭で考えろ」といった教えを心に刻み、今後も大先輩の背中を追いかけ続けることを誓いました。葬儀は親族だけの家族葬で行われ、お別れの会は開かれないとのことです。

TBS井上貴博アナ(2023年撮影太)

キャスターみのもんたさん(本名御法川法男)が1日未明に死去したことが分かった。80歳だった。関係者によると、みのさんは1月中旬に都内の焼き肉店で肉を喉に詰まらせて救急搬送され、意識不明が続いていたという。葬儀は親族のみの家族葬で行われる。お別れの会などは親族の希望で開催しないという。

昨年末、みのさんと対談したTBS井上貴博アナウンサーはこの日、しのぶコメントを発表した。

井上アナは「アナウンサーとしての私の原点は、間違いなくみのさんです。『朝ズバッ!』で7年ほどお世話になりました。その後も、節目節目で掛けてくださった言葉は私の原動力になっています」と思いを寄せた。

みのさんの振る舞いには「スタジオを縦横無尽に歩き回り、型にハマらず、何をしゃべり出すか誰にも分からない。制作スタッフ、カメラマン、アナウンサー、それぞれに一発勝負の緊張感が常にありました。予定調和が存在しない予測不能な生放送、そして、“アナウンサー”“しゃべり手”のあり方に恐ろしいほどまでに信念を持ち続けていた方でもあります」と感服した思いも抱いていたという。

みのさんからの教えについても触れ、「原稿を読むな、自分の頭で考えろ。お客さんをどうやってひきつけるか、背中で見せて下さいました。40歳年上の大先輩の背中を、これからも追いかけ続けます」と誓った。

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