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最低映画選ぶラジー賞で「ジョーカー」続編2冠 ホアキン・フェニックスとガガ「最低コンビ賞」


ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)2023が2月28日に発表され、「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」が最低続編部門などで受賞しました。主演のホアキン・フェニックスは最低主演男優賞を受け、共演のレディ・ガガとのコンビも最低コンビ賞に選ばれました。前作は社会現象となり、多くの賞にノミネートされる大ヒット作でしたが、続編は批評や興行で失敗とされ、不名誉な受賞となりました。また、フランシス・フォード・コッポラ監督の「メガロポリス」は、最低監督賞に選出。一方、ソニーの「マダム・ウェブ」は最低作品賞を含む3部門を受賞し、主演のダコタ・ジョンソンが最低主演女優賞に輝きました。ラジー賞は映画愛好家と評論家から成る会員約1200人の投票で決まります。

ホアキン・フェニックス(2002年9月撮影)

最低映画や俳優を決める毎年恒例のラジー賞ことゴールデンラズベリー賞が2月28日に発表され、2020年にアカデミー賞主演男優賞を獲得したホアキン・フェニックス(50)主演の「ジョーカー」の続編「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」が、最低続編・リメイク・盗作映画など2部門を受賞した。

フェニックスと女優レディ・ガガ(38)は、最低コンビ賞に選ばれた。前作は社会現象になる大ヒットでアカデミー賞作品賞や監督賞など最多11部門にノミネートされたが、批評面も興行的にも失敗に終わった続編は、最低映画やフェニックスの最低主演男優など7部門に名を連ねる不名誉となった。

また、巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督は、1億2000万ドルの制作費を投じた「メガロポリス」で最低監督賞に選ばれた。一方、最低作品賞を含む最多3部門を受賞したのはソニー製作のマーベル映画「マダム・ウェブ」で、未来予知能力を持つ主人公マダム・ウェブを演じたダコタ・ジョンソンは最低主演女優賞を受賞した。

毎年アカデミー賞授賞式の直前に発表されるラジー賞は、映画愛好家や映画評論家ら約1200人の会員の投票によって決まる。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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