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女優橋本愛(29)が25日、都内で、主演映画「早乙女カナコの場合は」(3月14日公開、矢崎仁司監督)完成披露舞台あいさつに出席した。
同作は、作家柚木麻子氏の小説「早稲女、女、男」が原作。自意識過剰で不器用な主人公カナコの10年にわたる恋愛模様を中心に、彼女と周囲の人々が自分を見つめ直していく姿を描いている。同作で橋本は早乙女カナコを演じる。
10年間を描く作品から10年前と変わったことを聞かれると、「変わったところしかない。19歳と同じ部分が見つからないくらい大変身した」という。大きく変わった点には「アウトドアになった」ことを挙げた。「この5~6年で夏は海、冬は雪山、春は桜と、外に出て遊ぶようになった。アクティブで多趣味になった」と明かした。
10年前を振り返り、「今、自分のような16歳がいたらぶっ飛ばしていると思う」と話した中川大志(26)の発言を引用し、橋本は「過去の自分はぶっ飛ばしたいけど、でもやっぱり過去はどれだけ後悔しても抱きしめてあげたい」とほほ笑んだ。