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5人組女性アイドルグループ、マジカル・パンチラインが22日、東京・渋谷GRITで結成9周年全国ツアーファイナル公演を行った。
毎年恒例の周年ライブで、今年は初のツアーでの開催。公演では10周年へ向け、結成当初のコンセプトである「魔法」へと原点回帰して活動していくことと同時に、デビュー曲を手がけたTom-H@ck氏制作の新曲リリース、10周年記念ライブを来年春に開催することを発表した。
今回は「全国に“サンキュー”を伝えに行く」をテーマとしたツアー。1月から埼玉、新潟、大阪、愛知、宮城、福岡をめぐってきた。全7公演全てで異なる衣装を着用し、ファイナルではメンバーの吉澤悠華(21)がアレンジした2021年デジタルシングルリリースの「Shiny Shoes」の衣装を身にまとった。
「ONE」から始まり「Sporlight」で会場を温めると、アレンジ衣装の元となった「Shiny Shoes」もパフォーマンス。2年ぶり披露となった2017年リリースの「リインカーネーション」では、涙を流しながらグループの歴史を振り返るファンの姿も見られた。
アンコールが終わってもコールは鳴りやまず、ダブルアンコールとして「ぱーりないと!!」も披露するなど、計20曲でファンを熱狂させた。
リーダー兼プロデューサーの沖口優奈(27)は「今回のツアー回って思ったことは9年間アイドル続けてよかった!!みんなのおかげで思えました!!!10周年イヤーも始まるし、こっからもたくさん盛り上げていきます!!!幸せ!!!」と思いをつづった。
グループ加入から丸6年を迎えた吉澤も「めちゃくちゃ熱々なライブでした!最高!!!」と思いを明かし、手がけた衣装デザインについては「メンカラ(メンバーカラー)変わったのでShiny衣装のアレンジしました!みんなに喜んでもらいたくて頑張ったよー」とつづった。
マジカル・パンチラインは2016年に結成。メンバーの入れ替えも経て、現在は現在は唯一の初期メンバーの沖口、19年加入の吉澤、21年加入の益田珠希、山本花奈、宇佐見空来の5人で活動している。平均165・4センチの高身長グループで、昨年6月には現体制再収録曲などが入った2年ぶりのアルバム「MAGiCAL BOX」発売、同8月には音楽フェス「SUMMER SONIC2024」にも出演した。同12月には現体制初の海外イベントとしてシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズで開催された「シンガポール コミック コン2024」にも出演するなど、国内外でパワフルかつかわいいパフォーマンスが注目されるグループとなっている。