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7人組オルタナティブ歌謡舞踊集団の龍宮城が22日、東京・日本武道館でワンマンライブを開催した。初の武道館公演は昼夜2回行われ約1万2000人を魅了した。
龍宮城は日本テレビ系オーディション番組「0年0組-アヴちゃんの教室-」から誕生。バンド・女王蜂のボーカル、アヴちゃんのプロデュースで23年5月にデビュー。昨年11月にファースト「裏島」をリリースしており、今回はアルバム発売の記念ツアーだ。
海底神殿をテーマにメンバー全員で考えてたという海中の世界観が広がるステージで昼夜それぞれ異なる内容のパフォーマンスを披露。プレデビュー曲「RONDO」から「Mr.FORTUNE」「2MUCH」「SHORYU (→↓右下+P)」などのシングル曲、アルバム収録曲の「裏島」「零零」など、「0年0組-アヴちゃんの教室-」からこれまでの軌跡をたどる楽曲を披露、龍宮城の集大成ともいえるライブとなった。リーダーのKENT(17)は「今、この時間が本当に楽しいです」とし「今を大切に生きるのは本当に大事、努力はいつでもできるけど。本番は1度しかないから悔い残らないようにみなさんに届けられたら良いと思います」と誓った。また、ITARU(22)も「これから自分達にもいろんなかべがあるとおもうですけど1つ1つ向き合って乗りこえていきたいと思います」とファンに呼びかけると、大きな拍手を浴びていた。
夜公演のラストには、アヴちゃん書き下ろしの新曲「WALTZ(ワルツ)」をサプライズ初披露。4月クール放送のアニメ「黒執事-緑の魔女編-」エンディングテーマに決定したを発表。また、26年2月28、3月1日に今年秋に開業となる大型施設TOYOTA ARENA TOKYOでのワンマンライブの開催も発表され会場を沸かせた。