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世界麻雀TOKYO2025大会事務局が19日、今年7月1日から東京で開催される各国の麻雀トッププレーヤーによる国際大会「アース製薬100周年記念 世界麻雀TOKYO2025」の国別対抗チーム戦の日本代表監督に、サイバーエージェント代表取締役でプロ麻雀リーグ「Mリーグ」チェアマンの藤田晋氏が就任すると発表した。
大会では史上初めての国別対抗チーム戦が実施され、各国代表が4人1チームとなり国の威信をかけて戦うという。日本代表は世界一を目指すにあたり「日本代表監督」を創設、初代監督に藤田氏が就任することとなった。
日本代表のチーム構成は、現役最強プレーヤーによるフル代表4チーム16人に加え、女性プロ代表チームや60歳以上、29歳以下による代表チーム、プロ団体推薦チームと、「老若男女問わず平等に楽しめる麻雀」を象徴する全8チーム構成での出場となる。注目の日本代表選手の発表は5~6月頃を予定しているという。
監督就任にあたり藤田氏は「このたび、『世界麻雀TOKYO2025』において初代の日本代表監督を務めさせていただくこととなり、大変光栄に思います」とコメントを寄せた。「2018年よりプロ麻雀リーグ『Mリーグ』のチェアマンとして、麻雀の普及や発展に取り組んで参りました。その中で、麻雀界を支えてきた選手たちの努力と情熱、そして応援してくださるファンの皆さまによる力が、競技としての麻雀の未来を切り開き、その魅力を多くの方に知っていただけるようになったと実感しています」と手応えを明かした。その上で「本大会の監督として、世界の強豪としのぎを削る中で、日本代表の選手1人1人が持つ技術や個性が光り、日本の麻雀が世界に誇れるものであることを証明していけるよう尽力できればと考えております」と意気込んだ。
さらに「麻雀は知性や戦略性だけでなく、人と人を繋ぐ力を持った素晴らしい競技です」とし、「その魅力をさらに広めるためにも、今回の大会を盛り上げたいと思っております。代表チームが最高のパフォーマンスを発揮できるよう全力で取り組みますので、どうぞ日本代表チームへの温かいご声援をよろしくお願いいたします」と呼びかけた。
世界麻雀は、「頭脳スポーツ」としての麻雀を世界に普及させることを目的に、14年に「リーチ麻雀世界選手権」の名称で創設された国際大会。過去3回開催され、世界中の麻雀プレイヤーが技術を競い合ってきた。4回目となる今年は「アース製薬100周年記念世界麻雀TOKYO2025」として、リーチ麻雀発祥の地である日本の首都・東京で初めての開催となる。