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杉良太郎「友だちはいた方がいい。人間らしく生きよう」/インタビュー4


歌手で俳優の杉良太郎が、80歳にしてアニメ映画『親鸞 人生の目的』で声優デビューを果たし、同作についてインタビューで語った。作品のテーマは「なぜ生きるか」で、杉は親鸞聖人の声を担当した。インタビューでは友人の重要性についても言及。彼自身は「一匹オオカミ」だったことを振り返り、友人がいることで人間らしく充実した人生が送れると述べた。また、現代社会への警鐘として、自分だけを優先することが社会全体の福祉や歴史を壊す可能性があると指摘し、平和の重要性を訴えた。

インタビューに応じる杉良太郎(撮影・野上伸悟)

歌手で俳優の杉良太郎(80)が18日、80歳になって声優に初挑戦したアニメ映画「親鸞 人生の目的」(28日公開)について都内でインタビューに応じた。「人間・親鸞」の苦悩や葛藤に焦点を当て「なぜ生きるか」をテーマにした作品で主人公の親鸞聖人の声を務めた。80歳になっての初挑戦。令和を生きる人へメッセージを送った。【取材・構成=松本久】

  ◆  ◆  ◆

-人生を充実させるためのすべ、目的を持つことの他に何かありますか?

杉 子供も大人も、友達がいるかいないかだね。親友なんてなかなかできないから。自分が困った時の友達がいるかどうか。相談できるかどうか、そんな友達をつくったらいいと思うよね。僕はね、一匹おおかみだった。寄せ付けないものがあったのかもしれない。人間としてはもうちょっと友達がいて、泣いたり笑ったりして、いいことも悪いこともして人間らしく生きてっていうのがいいんじゃないかなと思うけどね。僕は褒められたって、人ごとみたいに感じてね。友達はやっぱりいた方がいいと思う。

-杉さんにとってのベストフレンドは妻の伍代夏子さんでは?

杉 大抵のことは話をするけど、あんまり重たい話はしないかな。でも話さなくても察してくれるけどね。

-最後に読者にメッセージをいただけるでしょうか

杉 米国のトランプさんのような世界のリーダーが「アメリカファースト」って言うことは「自分ファースト」ってことにもなるよね。自分さえよければいいということ。自分がもうけたいんだというような発言をしていくと、社会貢献、社会福祉とか人の心とか魂とか歴史とか全部壊しちゃうと思う。ヒトラーのように、1人の人間に壊されてきた暗い歴史があるわけじゃないですか。何にも学ばないのが人間かな。じゃあ、我が国は大丈夫かなとも思う。世界中が戦々恐々とするじゃないですか。それは平和じゃないよね。

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