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ニュース解説メディア「The HEADLINE」編集長の「イシケン」こと石田健氏が18日、日本テレビ系「DayDay.」(月~金曜午前9時)に出演。自・公・国民による「103万円の壁」の議論が2カ月ぶりに再開されたことに「感覚からすると、違和感があります。税制を1年かけて議論して、翌々年に法律が変わってというタイムスケジュールが、今の社会の動きと合っていない」と苦言を呈した。
また、17日の衆院予算委で、石破茂首相が私立高校に通う世帯に支給される就学支援金を全国平均授業料の45万7000円まで引き上げるとした件には、「政局として見ていく必要がある」とした。
少数与党として政権を運営していくためには、各党が掲げる政策に関して「是々非々」での議論が必要となっている。高校授業料や給食の無償化、年収103万円の壁を178万円まで引き上げかどうか、高額医療費などだ。
「何が重要でどういう人たちに対して支援をしていくべきか全体観を持って議論してもらいたい」と、注文していた。