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元モーニング娘。の歌手後藤真希(39)が16日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」(日曜午後10時)に出演。2011年に活動休止をしたきっかけとなる出来事を語った。
MCの俳優山崎育三郎(39)から「2011年に活動休止を発表されたその時っていうのは、どういう心境だったんですか?」と問われた後藤は「私のチームのスタッフさんと、ほんっとにしょうもないけんかをしたんですよ。普段全く怒らないので、そこまで追い詰められていたというか、考えが爆発しちゃったのかなっていうふうに後から思ったんですけど」と当時を振り返った。
続けて「自分のお気に入りのパンがあるから『これ後で食べるから、私がレコーディングしている間これを取っておいてね』って言ったら『じゃあ、ブースまで持って行けばいいじゃん』って言われて『パンを?ブースまで持っていく?』みたいな。カッチーンって来ちゃって。本当になんかそこから、ああでもない、こうでもないってそのスタッフさんと大げんかが始まって」とスタッフの一言から関係が悪化したことを明かし、「『もう私、こんなんじゃやっていけないです』みたいな。パンだけでいったんそこまでいきました」と大げんかに至った経緯を話した。
そして「自分の中でのやりたいこと、歌でこういう風に表現していきたい、こういう曲をやっていきたいとか見せたい方向性は自分の中にはあるんだけどそれがうまく回っていかない、みたいな。で、多分そこがその瞬間にパンで爆発してしまって」と自分の中の葛藤がパンをきっかけに爆発してしまったと、当時の心境を回顧。「で、歌に真剣に向き合おうとしている中だったのでその『ブースに(パンを)持って行け』みたいな。よりメキメキメキ~みたいなのがあって『もう私、しばらく休業します、1回ちょっとリセットします』」と活動休止に至ったことを告白した。
山崎から「でもそこから1回休まれて、去年楽曲も13年ぶりにリリースされたと」とふられると「そうです。パン事件でアルバムを作っていた時期ではあったんですけど、それ以来のリリース」と13年ぶりとなる新曲のリリースを笑顔で話した。