韓国を代表する若手女優の1人キム・セロンさんが死去した。24歳だった。ソウル城東警察署などによると、16日午後5時54分ごろ、ソウル城東区の自宅で発見されたという。
同署は「犯罪容疑点を確認できなかった。死亡経緯を捜査中だ」と発表した。
元所属事務所のゴールドメダリストは同日「キム・セロンさんの残念なニュースに接し、深い哀悼の意を表します。謹んで故人の冥福を祈ります」とコメントを発表した。
キム・セロンさんは子役出身で、8歳から映画やドラマで活躍。9歳だった10年にはウォンビン主演の映画「アジョシ（おじさん）」にヒロインとして出演し、注目を集めた。
しかし22年に飲酒運転事故を起こし、芸能活動から離れていた。友人の1人は韓国メディアスポTVニュースに「キム・セロンが最近キム・アイムという名前に改名した。新しい出発に対する意志があった。悲報を信じられない」と話している。
韓国の各メディアは、各記事の最後に「憂鬱（ゆううつ）感など言いにくい悩みがあったり、周辺にこのような困難を経験する家族・知人がいる場合、自殺予防相談電話、または自殺予防SNS相談『マドレン』で24時間専門家の相談を受けることができます」との文言を掲載している。
