
献体写真の公開などのSNS不適切投稿の騒動を起こした女性外科医をめぐって、擁護発言を繰り返していた東京美容外科の統括院長、麻生泰氏が14日、一時休止していたX(旧ツイッター)を再開した。
麻生氏は先月10日にXの一時休止を報告し、以降はスタッフによる告知などの投稿のみとなっていたが、約1カ月ぶりに「Xに戻って来ました。休養としては短いですので、緩々と呟きます」と投稿。「炎上気質ですので、気を悪くされる方がいらっしゃれば即ブロックされてください」と呼びかけるとともに、「嫌いな物同士での議論は不毛ですからね。こちらもアンチはガンガンブロックさせて頂きます。自分のメンタルヘルスを最優先させて頂きます」と宣言した。
女性外科医をめぐっては、グアムでの解剖研修の写真を公開し「いざ Fresh cadaver(新鮮なご遺体)解剖しに行きます!」「頭部がたくさんあるよ」などとSNSに投稿。献体された死体の一部にはモザイクがかかっておらず、献体の前でピースサインをするものもあった。ネット上での騒動を受け、女性外科医は当該投稿を昨年12月23日までに削除し、自身のブログに謝罪文を掲載した。
麻生氏は何度も女性外科医を擁護したが、その度に炎上。先月10日に「Xをしばらく離れます」と書き出した上で「今回、炎上を経験して如何に自分の失言が物事に影響を及ぼすのかを鑑みた時に、このツールには何のメリットも無かったなぁと実感しました」とつづっていた。