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吉永小百合と神木隆之介、初共演司会の舞台であうんの呼吸「ぜひ、ご一緒に仕事を」/ブルーリボン賞


第67回ブルーリボン賞の授賞式が東京で開催され、司会を務めた神木隆之介と吉永小百合が初の共演で円滑な進行を見せた。主演女優賞を受賞した河合優実は、先輩俳優の吉永小百合と小泉今日子からの激励を受け、さらなる意気込みを示した。吉永は外国作品賞「オッペンハイマー」の贈賞時に、自身の長年の活動である原爆詩の朗読への思いを語り、原子力についての考察を促した。神木は司会としてその思いを引き出しつつ、感動的な瞬間を優先する進行を行った。ブルーリボン賞は1950年に創設され、記者によって選ばれる映画賞で、副賞として万年筆が贈られる。

司会を務める神木隆之介と吉永小百合(撮影・丹羽敏通)

<ブルーリボン賞>

第67回ブルーリボン賞(主催・東京映画記者会=日刊スポーツなど在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成)の授賞式が12日、東京・イイノホールで行われた。主演女優賞の河合優実(24)は、吉永小百合(79)小泉今日子(59)の両大先輩から、ならではのエールを送られ、映画への思いを新たにした。

   ◇   ◇   ◇

昨年度主演賞の吉永と神木隆之介(31)が、初共演の司会の舞台であうんの呼吸を見せた。吉永は「原爆の父」と呼ばれた物理学者を描いた外国作品賞「オッペンハイマー」贈賞時に、原爆詩の朗読を86年から続ける思いを吐露。「見るのをためらったんですけど心に残った。原子力、原発のことを考えて生きていかないと」と訴えた。

神木は吉永の思いを引き出す一方、「侍タイムスリッパー」コンビの涙を見た途端、司会のトークをはしょり感動の瞬間を見せることを優先する、監督ばりのディレクションを披露。「ぜひ、ご一緒に仕事を」との吉永の声に「どこでも飛んでいくので」と誓った。

◆ブルーリボン賞 1950年(昭25)創設。「青空のもとで取材した記者が選出する賞」が名前の由来。当初は一般紙が主催していたが61年に脱退し、67~74年の中断を経て、東京映画記者会主催で75年に再開。ペンが記者の象徴であることから、副賞は万年筆。

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