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NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜午後8時)に長谷川平蔵宣以役で出演中の歌舞伎俳優中村隼人(31)が8日までに取材に応じ、役への思いや、蔦屋重三郎(蔦重)を演じる主演横浜流星(28)との交流などを語った。長谷川平蔵宣以は、のちに老中、松平定信に「火付盗賊改方」として登用され、凶悪盗賊団の取り締まりに尽力した庶民から親しまれた人気者。池波正太郎氏の代表作「鬼平犯科帳」の主人公にもなり、中村は「イメージが強い」と2代目中村吉右衛門が90年代にかけて時代劇ドラマで演じた同役の印象などを振り返り「粋な男ですよね。余白を残すことを意識して、見て笑ってもらえたり、息抜きのような存在になったらいいなと思って毎回演じています」と話した。
9日の第6話、第7話で再登場し、その後も定期的に出番は続く。横浜とは昨年の舞台で共演以来、公私で仲が良く「年下なのですごいかわいい」と笑顔。本来はもの静かな性格ながらムードメーカー的な役である蔦重を演じ、タイトな日程の中で先輩俳優らと演技をこなす座長の姿を日々見ており「でもストレスやプレッシャーを感じさせないカラッとした性格で。これだけ主演が(カメラ)テストからしっかりやってきたら、こちらも負けられないぞと感じることが非常に多いなと思いますね」とたたえていた。