女優井桁弘恵（28）が8日、都内で写真集「つかのま」（小学館）の発売記念プレス取材会に出席した。
5年ぶり2冊目の写真集は出身地福岡と、憧れの地トルコで撮影した。「やりたいことをたくさんかなえてくださった1冊。人生の楽しいアルバムができたみたい。それを1冊に本にできたことがうれしいです」と話した。3日に発売され、既に重版がかかっている。
福岡では自身の原点を振り返った。「学校の近くの喫茶店とか、放課後に通ってた海とか、祖父母の家とか。私でしか撮れない場所で撮れたんじゃないかなと思ってます。東京の仕事の時とは違う表情になったんじゃないかな」と、センチメンタルな感情を切り取った。
お気に入りのショットは、トルコのカッパドキアで気球に乗って飛び立つ直前のカット。「ワクワク感とドキドキ感ですごく素になっている。夢が1つかなった時の顔」と紹介した。カッパドキアでは洞窟ホテルに泊まり、砂やのどの乾燥と戦いながらの撮影になった。
水着やランジェリーショットにも挑戦した。「せっかくだから、今やれることを詰め込みたいなと思って。限界を決めずに挑戦したいという気持ちで臨みました。自分なりに好きな体形に近づけるように、おしりのトレーニングをしたり。食事制限はあんまりできないなと思って、緩やかに気を付けて生活しました」と明かした。
出来栄えの自己採点は「98点」。「本当に楽しかったですし、大満足の1冊になったんですけど。全部自分が携わることで、もうちょっとこうしたらよかったなみたいなところも実はあったりする。伸びしろも踏まえて（マイナス）2点です」と話した。
発売日が28歳の誕生日だったことから、最後はサプライズでバースデーケーキが登場。3月4日からは東京・SACS渋谷で、未公開カットを含む写真展を開催することも発表された。「より写真をゆっくり堪能していただける時間になるんじゃないかなと思ってます。トルコと福岡の素晴らしい景色も、おっきい写真で見ていただきたい」とアピールした。
