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トランプ氏がバイデン氏に「復讐」 機密情報アクセス資格を剝奪


トランプ前米大統領は、自身のソーシャルメディアでバイデン前大統領のセキュリティクリアランスを取り消すと表明した。この決定は、2021年にバイデン氏がトランプ氏に対して同様の措置を取ったことへの「復讐」として示されている。通常、歴代大統領は退任後も機密情報にアクセスできるが、トランプ氏はバイデン氏の資格を剥奪し、機密情報へのアクセスを停止するとした。また、バイデン氏が副大統領時代に機密文書を持ち出した疑惑に関連し、トランプ氏はその記憶力を批判した。米メディアによれば、実際にバイデン氏は21年のトランプ氏の「常軌を逸した行動」を理由に、彼のクリアランスを取り消していた。

 トランプ米大統領は7日、バイデン前大統領が有する機密情報へのアクセス資格「セキュリティークリアランス」を取り消すと表明した。自身のソーシャルメディアに投稿した。トランプ氏は、1期目退任後の2021年、後任のバイデン氏が同様の仕打ちを自身にしたと説明し、「復讐(ふくしゅう)」であることを誇示した。

 米国では、歴代大統領は退任後も情報機関から機密情報の提供を受けることができるという慣例があった。

 トランプ氏は投稿で、バイデン氏は機密情報にアクセスし続ける必要はないと指摘した。「(資格を)直ちに剝奪する」と述べ、日々の機密情報に関わる報告を停止するとした。さらに、バイデン氏がオバマ政権の副大統領だった際に機密文書を自宅などへ持ち出した疑惑に関して、特別検査官がバイデン氏の記憶力を問題視していたことを持ち出してやゆし、「お前はクビだ」と書き込んだ。

 投稿では、大統領在職当時のバイデン氏が、情報機関に対して前任のトランプ氏が機密情報にアクセスするのを止めるよう指示した「前例」があると説明した。米メディアによると、実際にバイデン氏は21年、トランプ氏が「常軌を逸した行動」を見せたとし、就任からわずか数週間後にトランプ氏のアクセス資格を剝奪していたという。【ワシントン西田進一郎】

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