起業家で格闘技イベントBreakingDown(ブレイキングダウン)のCOOとして知られる溝口勇児氏が4日、X(旧ツイッター)を更新。ミュージシャンのGACKT(51)に、自身がエグゼクティブプロデューサーを務める映画「BLUE FIGHT~蒼き若者たちのブレイキングダウン」(三池崇史監督)への出演をオファーした際の出来事をつづった。
同作は格闘家朝倉未来が立ち上げた「1分間で最強を決める」がコンセプトの格闘技イベント「ブレイキングダウン」を題材に、少年院で出会った2人がブレイキングダウン出場を目指す姿を描いたバトルアクション映画。GACKTはラスボス的存在となる御堂静を演じる。
溝口氏は「実は、映画『BLUE FIGHT』の出演オファーをGACKTさんにお願いした際、一度『スケジュールNG』で断られていて」と切り出し、「それでもどうしてもあきらめきれなくて、対面で話す時間を無理やりもらって。さらに断りづらくするために、三池監督や助監督、プロデューサー陣を内緒で全員連れて行って、『GACKTさんが引き受けてくれるまで帰らない。他のスケジュールを調整してください』と、ほぼ強引なお願いをしたんだよね」と裏話を明かした。
そんなエピソードを「ほぼパワハラ」としつつも、「今振り返ると、あの時間こそがこの作品にとって大きな転機だったと思います。GACKTさんには負担を強いてしまって申し訳なかったけど、あきらめずにお願いして本当に良かった」と思いをつづった。