米ラッパーのイェイことカニエ・ウェスト（47）が2日、米ロサンゼルスのクリプト・ドット・コム・アリーナで開催されたグラミー賞授賞式のレッドカーペットに妻で建築家のビアンカ・センソリさん（30）を伴ってサプライズ登場した。
ブラックのロングファーコートをまとったセンソリさんは、集まった報道陣の前で全身黒ずくめのウェストとツーショットを披露した後、突如カメラマンに背を向けてコートを脱ぎ捨て、ほぼ裸の衝撃のルックを披露した。
大胆な露出で知られるセンソリさんがこの日着ていたのは、まるで裸のように見える、透け感の強いスキントーンのタイトなミニ丈ドレスのみで、何も着ていないように見えることからネットでは驚きの声が上がった。米ニューヨーク・ポスト紙は、センソリさんが衝撃の露出を披露した後、警察官によってレッドカーペットから連行され、退場させられたと伝えている。
ウェストは、昨年リリースした楽曲「カーニバル」で最優秀ラップ楽曲賞にノミネートされていた。夫妻は授賞式に招待されていたかどうかは分かっておらず、ウェストは受賞を逃した。同紙は、夫妻はレッドカーペットに姿を見せた後、車に乗り込み会場を後にする様子も伝えている。
今年のグラミー賞は、年明け早々にロサンゼルスを襲った大規模な山火事の被災者支援のための募金活動が大きな目的となっており、夫妻のレッドカーペットでのパフォーマンスは不適切行為だと批判を浴びている。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）
