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フジテレビ、若手中心の再発防止チームの発足を公表「今すぐできることは1つずつやっていく」


フジテレビおよび親会社フジ・メディア・ホールディングスは、定例取締役会で会社の再生に向けた新たな取り組みを承認しました。主な決定は、第三者委員会の調査対象保護、経営刷新小委員会の設立、CM差し替え料金の免除、そして業績予想の修正と開示です。この改革は、信頼喪失に対処するための初めの一歩と位置づけられています。また、社内の若手による再発防止プロジェクトも発足。清水賢治新社長は、スポンサーや視聴者への謝罪を表明し、できることを着実に進める意向を示しました。放送収入の減少が同社連結に与える影響も重視し、業績予想を改めて市場に開示する重要性を強調しました。

囲み取材に応じるフジテレビの清水賢治新社長

フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスは30日、都内の同局で定例取締役会を行い、経営刷新小委員会の設置を承認した。

この日の取締役会では、(1)第三者委員会の調査対象の保護(2)経営刷新小委員会の設置(3)CMのAC差し替えの料金を請求しない(4)業績予想の修正、開示、の3点を決議した。清水社長は信頼の失墜をわび「今すぐできることは1つずつやっていかなくてはならない。決まったことがそれぞれの第1歩になる案だと思っています」と述べた。

また、社内の若手を中心とした再発防止、局の再生を目指すプロジェクトがこの日付で発足したことも明かした。清水社長はスポンサーや、視聴者からの信頼失墜を謝罪した上で「我々に何ができるか。今すぐできることは1つずつやっていかなくてはならない。先ほど決まったことがそれぞれの第1歩になる案だと思っています」と語った。また「こういうことを時間を空けず、内容が完全でなくても、できることは発表していきたい」と企業再生の道と向き合った。

また「業績予想の修正、開示」についても言及。放送収入の大幅減を深刻に受け止めており「フジ・メディア・ホールディングスの連結に大きな影響を与えていることに関しても重大な事だと受け止めている。(業績予想)分かり次第、市場に題して情報を開示することが大事。市場の不安に対しての説明責任を果たしていきたい」と述べた。

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