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【巨人】大城卓三「もちろん負けたくない」“牛骨バット”でレギュラー争い制す「存在感出せるか」


巨人の捕手、大城卓三選手はプロ8年目となる今シーズン、大型補強を経たチーム内でのレギュラー争いに挑んでいます。新たに獲得した牛骨バットを使い、自主トレでの感触を基に「自分の存在感をどう出せるか」を模索しています。宮崎での1軍合同自主トレを終え、区切りの日を迎えた大城選手は「もう1回、一からのつもりで」と意気込みながら、迫るキャンプインに向けた準備を進めています。年次としては大城選手にとって正念場で、チームのために日本一を目指すという強い意志が感じられます。新しいチームメイト、甲斐拓也捕手とトレイ・キャベッジ外野手の加入にも「心強い仲間」として共に戦う姿勢を見せました。

フリー打撃する巨人大城卓(撮影・浅見桂子)

巨人大城卓三捕手(31)は、新バットでレギュラー争いを制する。30日、宮崎での1軍合同自主トレ最終日に参加。打撃練習などで汗を流し「もう1回、一からのつもりで自分を追い込んでトレーニングをしてきました。明後日からキャンプが始まるので、しっかりアピールしていければ」と表情を引き締めた。

チームは、今オフに大型補強を敢行した。甲斐拓也捕手(32)がFAで加入。さらに、一塁と外野を守れるトレイ・キャベッジ外野手(27=アストロズ)を獲得した。昨季、捕手として36試合、一塁手として38試合にスタメン出場した大城卓にとっては、正念場のシーズンとなるが「もちろん負けたくないし、ライバルなんですけど、同時に心強い仲間でもあると思います。その中で自分の存在感をどう出せるかだと思います」と前を向く。

ライバルに勝つための秘策はある。今季から牛骨でバットをしごくことによる表面加工が解禁。大城卓も、オフの自主トレ期間から“牛骨バット”を試打しているといい「いい感じなので、今も継続して使ってる感じです」と好感触を得る。

合同自主トレを打ち上げ、いよいよ2月1日のキャンプインが控える。プロ8年目を迎える選手会長は「とにかくチームとして日本一になるということが一番大事だと思ってやっていきたいです」。フォア・ザ・チームの精神で25年シーズンに臨む。

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