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モト冬樹、昨今のコンプライアンス事情に私見述べ「受け取る側が不快を感じたらもうそこでアウトだ」


タレントのモト冬樹(73)が、ブログで現代のコンプライアンス事情について自身の意見を述べた。彼は、昭和時代の作品作りの中では強い仲間意識があり、率直な意見交換や些細なことで笑い合うことが結束強化に繋がっていたと述べる。しかし、最近のコンプライアンスでは受け手が不快に感じるとアウトになることが多く、エンタメ業界でどのように良い番組を作っていくかに疑問を呈した。彼は、過敏すぎる現状に対し気を付けなければ仕事ができなくなると結論付けた。

モト冬樹(2017年6月撮影)

タレントのモト冬樹(73)が30日、自身のアメーバブログを更新。昨今のコンプライアンス事情について私見を述べた。

冬樹は「俺みたいな昭和の人間はバンドでも舞台でも もちろんテレビのドラマやバラエティーでも みんなで1つの作品を作るわけで当然仲間意識が強いんだよね」と前置きし「『仲間っていうのは 当然スタッフや関係者も含めての話なんだけど』そのために一生懸命やればやるほど 言いたいことを言い合う中できつい言葉が出ちゃったりみんなでくだらないことを共有したり それが仲間の結束を固めていい作品を作る方法だったんだけど 最近のコンプライアンスの事情を見ているとそれが許されなくなっている」と昨今の事情を記した。

さらに「以前だったら笑ってすまされるようなことも受け取る側が不快を感じたらもうそこでアウトだ そういう時代になったんだっていえばそうなんだろうけど 最近は特にみんな過敏になりすぎている気がする 我々エンタメの世界では果たしてそれで面白い番組やいいパフォーマンスができるのだろうか?」と疑問を投げかけ「まぁ そんなことで下ろされたり訴えられたりしたら 仕事ができなくなっちゃうんで気を付けるしかないんだけどね、、」と結論付けた。

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