歌手松山千春(69)が26日、NACK5「ON THE RADIO」に出演。芸能界引退を発表した元タレント中居正広氏(52)について言及した。
「引退するには惜しいよ。俺は48年間やってきて、あらゆるトラブル、誰だってあるさ。芸能人でいろんな意味で公的に個人的に家族だとか、そんな中でトラブルっていくつもあるけど、みんなそれを乗り越えてな。まして、お前の笑顔は見ててもこっちも楽しくなる。やっぱりその才能たるや、素晴らしいと思う。このまま埋もれてしまう」と語った。
そして「誰も芸能界引退、そんなのは望んでなかったと思いますよ。被害に遭われた女性も望んでいなかったと思いますよ。中居がそうやって決めてしまったんなら…もちろんこの先、再デビューありえるしな。いろんな形でこの世界で、もっと頑張ってもらいたいっていうな」と語り「俺の素直な気持ちですよ」と補足した。
続けて「被害に遭った女性や友達はしょうがないよねってそういう風に思うかもしれなけど。確かにしょうがないんだ。自分の起こしたトラブル、示談で済んで。だからといってな、『支障がなくなったんでこれからも仕事をやっていきます』って、すぐそっちへつながっていってしまったのは残念な結果だったと思う」と中居氏の騒動謝罪声明の一文を引用し、自身の見解を語った。
中居氏をめぐっては昨年12月、女性とのトラブルが報じられ、これまで全レギュラー番組がなくなっていた。そして中居氏は1月23日、ファンクラブ向けの有料サイトで芸能活動引退を発表。「関係者各位の皆さま、ご迷惑をおかけしました。重ねて、お詫び申し上げます。大変、大変申し訳ございませんでした」と謝罪を繰り返し、ファンに向けて「ヅラの皆さん一度でも、 会いたかった 会えなかった 会わなきゃだめだった こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい」とつづり、「さようなら…」と締めた。