千原ジュニア(50)が25日、東京・渋谷の代々木公園イベント広場で食にまつわるイベントにゲスト出演し、放送作家小山薫堂氏(60)らとトークを繰り広げた。
小山氏は「高級ではないが多くの人に愛されている料理」のことを「ふくあじ」と命名。ケーブルTV「J:COMチャンナル」では、ふくあじを提供する店や常連客の心の交流を描いた番組「ふくあじ」(土日曜午後7時)を21年11月から放送中。この日のステージでは千葉県浦安市の「肉じるや5」の名物料理「肉吸い」を紹介した。
千原は「『肉吸い』はもともとは大阪の味。でも今はコンビニでも売っている」「大阪の芸人アルアルで、彼女に『肉吸い』を作ってもらって『この味は何や』などと言う」などと話した。
小山氏は「『ふくあじ』は心の味覚で味わう。それでおいしいと言えるんです。今日は『ふくあじ』という言葉を覚えていただいて、皆さんそれぞれの『ふくあじ』を見つけて欲しい」とアピールした。
イベント後の取材では、千原は「(01年の)バイク事故の後から食事と真摯(しんし)に向き合うようになった。(兄の)せいじも『食』がめちゃくちゃ好き」。小山氏は「1食入魂の精神でいます。今日食べた『肉じる』がすごくおいしかった」などと語った。
司会は元フジテレビの久代萌美アナが務めた。
イベントの模様は「ふくあじ」で3月29日に放送される。