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玉川徹氏「全然、今回ダメ」フジCM撤退は「経営陣の対応に対しての不信感が大きい」バッサリ


玉川徹氏は、フジテレビのCM差し止めが44社に及んでいる問題に対し、中居正広のトラブルだけが原因ではなく、フジテレビ経営陣の対応に対する不信感が大きいと述べた。玉川氏はフジテレビの対応を批判し、反省と次への対応が重要であり、それが今回は十分に行われていないと指摘した。さらに、フジテレビは不祥事に対する対策として弁護士を中心とした調査委員会を設置したが、回答を控える場面が多く、さらなる不信を招いていると述べた。

玉川徹氏(2019年撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏(62)が21日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。タレント中居正広(52)の女性トラブルを巡り、一部週刊誌でフジテレビ社員の関与が報じられている問題で、フジテレビへの有力企業によるCM差し止めが相次いでいる件について言及した。

同局調べでCM見合わせの企業は44社と伝えた。その企業に対し「全部、CM料が高いところばっかりなんですよ」と切り出した。そして自らフジテレビ系「めざましテレビ」のCMを確認したといい「半分ぐらいがACジャパンに切り替わってましたね。44(社)にとどまらないような気がします」と私見を述べた。

そして「この状況っていうのは、確かにもともと中居さんをめぐるトラブルで始まった話だったんですけど、それだけじゃないでしょ。フジテレビの取締役会を含め、経営陣が取った対応に対しての不信感が大きいと思うんですよ」と語った。

続けて「不祥事って出てくるんですよ、どうしても。企業の中で。ただ、不祥事だけじゃなくて、それをどういう風に反省して次につなげていくかっていう経営陣の対応、これも重要なんですけど。そこが全然、今回ダメじゃないんですかね」と指摘した。

フジテレビは17日、昨年12月に中居の女性トラブルが報じられて以降、初めて会見を行った。港社長が冒頭で「多大なご心配、ご迷惑をおかけし、説明ができていなかったことをおわびします」と謝罪し、これまでの経緯などについて説明。外部の弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げて、社員の関与の有無などを検証する方針を示した。一方で、具体的対応などに関する質問には調査を理由に、回答を控える場面が目立った。

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