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有働由美子、フジテレビ社長会見に苦言「視聴者が置き去りに。納得できないと思う」


有働由美子は、テレビ番組『有働Times』でフジテレビの港浩一社長が行った会見について批判を展開した。中居正広を巡る女性トラブルに関するこの会見は、限られた記者しか参加できず、映像取材も禁止された。これに対し有働は、視聴者を置き去りにしているとし、具体的な説明が欠けていることに疑問を呈した。会見では港社長が調査委員会の設置を発表したが、その詳細については明言せず、女性のプライバシー保護を理由に詳細な回答を控えた。この対応を受け、有働は『視聴者は納得できない』と述べ、フジテレビの姿勢に問題があることを指摘した。

有働由美子アナ(2017年7月撮影)

有働由美子(55)は19日、MCを務めるテレビ朝日系「有働Times」(日曜午後8時56分)に生出演し、中居正広(52)をめぐる女性トラブルに関し、17日に行われたフジテレビ港浩一社長の記者会見の内容について「私は、視聴者が置き去りになっていると感じている」と指摘した。

17日の会見は、定例会見を前倒しする形で行われ、出席できたのは記者クラブ加盟者のみ。NHKや民放のテレビ各局は映像取材が認められず、会見の様子は写真や静止画像でしか報じられなかった。港社長は、これまで説明ができていなかったことなどを謝罪した上で、今後「第三者の弁護士を中心とする調査委員会」を立ち上げるとしたが、日弁連のガイドラインに準拠した「第三者委員会」かは明言しなかった。また、中居と女性のトラブルに関し、把握した2023年6月以降説明していなかったことに関し「女性の心身の回復とプライバシー保護を最優先に対応し、極めて秘匿性の高い事案と判断した」と述べ、調査を理由に、具体的な回答を控える場面が目立った。

番組では約10分、今回の会見について報じた。有働は、会見内容を踏まえて「私自身、こうしてテレビで仕事をしていますけれど、視聴者との関係があって初めて成り立っている」と指摘。「その点で言うと、会見そのものをクローズでやった。多くの質問に対し、調査委員会に委ねるという回答に終始した。会社の理屈としてはそうかもしれないけど、視聴者はそれでは分からないし、納得できないと思うんですよね」と、フジの対応について、納得できないような表情で述べた。

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