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【日本ハム】大谷に似てきた?ドラ1柴田獅子“杉谷イジり”の大物ぶり「福岡に来てくれなかった」


日本ハムのドラフト1位投手、柴田獅子(18)が球団施設で行われた「2025ルーキー鎌スタ☆お披露目会」で即興のユーモアを披露し、観衆を沸かせた。元プロ野球選手の杉谷拳士氏と初対面にもかかわらず、堂々とジョークを交わして場を盛り上げた。その後、柴田は自主トレ休日に自室でダルビッシュら世界トップの投手動画を研究する姿勢を見せており、その勉強熱心さも伝わった。このイベントは球団新人としての満点デビューとなり、彼のパイオニア精神が垣間見える場となった。

お披露目会で自己紹介をする日本ハム柴田(撮影・横山健太)

日本ハムのドラフト1位、柴田獅子(れお)投手(18=福岡大大濠)が即興で“杉谷イジり”を披露して大物ぶりを発揮した。19日、千葉・鎌ケ谷の球団施設で新人合同自主トレ後に「2025ルーキー鎌スタ☆お披露目会」に参加。約900人のファンの前で“飛び入りMC”として登場した球団OB杉谷拳士氏(33)と堂々と渡り合った。

この日が初対面。昨年、高校野球も取材した杉谷氏に、投打両方で注目されていた「柴田君だけ福岡に会いに行けなかったのよ」と弁解された上で「大谷翔平選手のようになってもらいたい」と期待された。

それに対して、柴田はユーモアたっぷりに返した。「ずっと杉谷さんにお会いしたかったんですけど、福岡には来てくれなかったので(笑い)。これからコミュニケーションを取れたらうれしいです」。まるで球界のパイオニアの大先輩、ドジャース大谷のようにチクリと先輩をイジって会場の笑いを誘った。イベント後も「しゃべり、すごかったです。テレビ慣れしてるなと思った」とニヤリ。当初の予定になかった杉谷氏との絡みで、いきなり満点デビューを飾った。

寮生活もかつての大谷に似てきた。自主トレ休日だった18日は自室で日米の一流投手の動画を徹底研究。「ダルビッシュ投手とかを見て研究しています。今は自主練習が制限されているけど、そういう勉強はできる。今まで休日はボーッとしていたけど考え方が変わった。ほんと時間がない」。やれることを自分で見つけて黙々と取り組む日々は大先輩も通った道。オリジナルな活躍を目指す柴田にも、パイオニア精神が息づいてきた。【木下大輔】

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