米女優ブレイク・ライブリー(37)が、性的嫌がらせと報復行為を受けたとして昨年12月に提訴した映画「ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US」(24年)で共演した監督も兼任するジャスティン・バルドーニ(40)から名誉毀損(きそん)などで訴えられたことが分かった。
米ピープル誌によると、ライブリーだけでなく夫で俳優のライアン・レイノルズや2人の広報担当らも被告に名を連ねており、「恐喝、名誉毀損、虚偽によるプライバシーの侵害」などを主張し、4億ドル(約622億円)の損害倍書を求めている。
また、訴状には親友で歌手のテイラー・スウィフトもバルドーニに圧力をかけたと言及しているという。バルドーニはすでに、ライブリーの告発記事を巡ってニューヨーク・タイムズ紙に対して2億5000万ドル(約325億円)の損害賠償を求める訴えを起こしており、泥沼の全面対決に発展している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)