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由薫&菜々香が朗読劇「ピーター・パンとウェンディ」で初共演「声の相性がいい」息ぴったり


朗読劇「ピーター・パンとウェンディ」の公開稽古が行われ、歌手で女優の菜々香とシンガー・ソングライター由薫が初共演した。由薫は朗読劇初挑戦ながら、緊張をものともしない積極的な姿勢を見せ、菜々香はそうした由薫の心構えを称賛した。互いに距離が縮まる中で、由薫は菜々香の持つ少女らしさと大人びた面を融合した魅力を賞賛し、菜々香も由薫の落ち着きと観察力を評価した。二人は声の相性の良さを感じながら、作品へ息の合った取り組みを見せた。この朗読劇は、二人を含む複数のキャストの組み合わせで演じられる予定だ。

朗読劇「ピーター・パンとウェンディ」の公開稽古を行った由薫(左)菜々香

シンガー・ソングライター由薫(ゆうか=24)、歌手、女優菜々香(32)が15日、朗読劇「Song Storytelling in BAROOM『ピーター・パンとウェンディ』」(2月3~9日、東京・南青山song&supper BAROOM)の公開稽古を同所で行った。

朗読劇初挑戦の由薫は「練習の時にすごく緊張していた。たくさんのことを一度に学んでいる状況で、緊張する場面も多いんですけど、本番は楽しいだけなんだろうなと予想しています。不安よりワクワクな気持ちが高いです」と、度胸の良いところを見せた。菜々香は「本番は緊張しないと思います、っていうのがすごい。心強い」。

初共演の2人。互いの印象について、菜々香が「私より年下なのにすごく落ち着いていて、周りを観察されてる方。お話ししていくうちに、ちょっとあどけなさもあって、ビーター・パンな感じもあって、距離が縮まりました」と言えば、由薫も「少女らしい可憐(かれん)さと大人っぽい母性が同居している。地声は落ち着いていて、歌っていると高い。いろんな世界が見える方です。たくさんのことを勉強させてもらっています」と応じた。

互いに「波長が合う」「声の相性がいい」とも話しており、初共演ながらも息の合ったところを見せた。

ピーター・パンとウェンディの物語で、演出の小見山佳典さんも出席。公演替わりで3組が出演する。ほか、田中真琴と紫吹淳、谷口あかりと銀粉蝶の組み合わせ。【小林千穂】

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