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藤浪晋太郎「んー、ビタビタ」得意の競馬で大的中連発 マリナーズとマイナー契約で米国3年目へ


メジャー挑戦を続ける藤浪晋太郎投手(30)が、シアトル・マリナーズとスプリット契約の形でマイナー契約を結びました。藤浪は、趣味の競馬を楽しむ様子をインスタグラムに投稿し、独身生活を満喫していることを披露。また、プエルトリコの冬季リーグにも参加し、右肩の回復が進む中でのアピールを続けています。昨季、メッツ所属時はメジャー登板の機会を得られなかったものの、今季はメジャー昇格を視野に入れた動きを見せています。藤浪は、セーフコフィールドでのメジャー昇格を目指しています。母校・大阪桐蔭高でトレーニングを積み重ね、日本史上最速の速球を武器に再挑戦に挑む構えです。

藤浪晋太郎(2024年1月26日)

マリナーズとマイナー契約を結んだ藤浪晋太郎投手(30)が、20日までに自身のインスタグラムで趣味の競馬を楽しむ様子を投稿した。

「競馬通」としても知られる藤浪は、19日の中山競馬場を来訪。観客席からの写真をアップし、「30歳独身、男の休日ここに極まれり。」と藤浪らしくつづった。

さえ渡った馬券の写真も公開。第7レースと第8レースで大的中となり、「んー、ビタビタ」と腕前を披露した。

メッツをFAとなっていた藤浪は、17日(日本時間18日)にマリナーズとのマイナー契約合意が判明。メジャー昇格時に内容が切り替わるスプリット契約を結ぶとみられ、春季キャンプには招待選手として参加する。

米国2年目となった昨季はメッツに所属。右肩痛も影響してメジャー登板はないまま、7月にメジャー40人枠から外れた。マイナー4球団で計33試合に登板し、1勝2敗7ホールド1セーブ、防御率5・94。シーズン終了後には「たとえ厳しい契約になったとしても、来季も米国でプレーしたいと思っています」と早々にメジャー再挑戦の意思を固めていた。

右肩痛が癒えたオフはメジャー球団へのアピールも兼ねて、プエルトリコ冬季リーグに参戦。先発6試合登板で20回2/3を投げ、24奪三振、0勝1敗、防御率3・05を記録していた。昨年12月中旬に帰国後は母校の大阪桐蔭高グラウンドにも顔を出しながら、東京を拠点に自主トレを続けていた。

同12月のウインターミーティング中には代理人のスコット・ボラス氏が「複数球団から問い合わせを受けた」と明かしていた。他球団からもオファーが届く中、もっともメジャー昇格の可能性が高いチームを選んだ形だ。

マリナーズには日米通算4367安打のイチロー氏が球団会長付特別補佐兼インストラクターとして所属している。レジェンドとの“共闘”にも注目が集まる。右肩の状態は近年で最高レベル。日本人メジャー歴代最速の102・6マイル(約165・1キロ)を誇る救援投手として、2年ぶりのメジャー昇格を目指す。

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