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ネトフリ新番組の予告編をお披露目したメーガン妃に「偽物」「空気が読めない」と批判が殺到


元旦にインスタグラムを再開し、新しいネットフリックス番組「With Love, Meghan」の予告編を公開したメーガン妃が批判を受けている。批判の背景には、米国での連続テロ事件があり、豪華なライフスタイルの番組が不適切だと感じたユーザーが反発した。政治評論家のメーガン・マケインさんもこのタイミングを批判し、より社会的意義のある番組を提案すべきだとコメントした。賛成・反対の声がSNS上で飛び交っている。

メーガン妃(2019年6月撮影)

元旦にインスタグラム復帰を果たし、翌日にはネットフリックスの新番組の予告編をお披露目したメーガン妃(43)に「偽物」「空気が読めない」と批判が殺到している。

2020年に夫ヘンリー王子と共に英王室を離脱して米カリフォルニア州に移住して以降SNSから離れていたメーガン妃は1日、自身の新たなインスタグラムアカウント「meghan」にはだしでビーチを走って砂に「2025」と指で描く動画を公開してSNSに復帰。さらに翌2日には、「料理、ガーデニング、おもてなし」をテーマにした主演とプロデュースを兼任するネットフリックスの新シリーズ「With Love, Meghan」の予告編を公開した。

しかし、米国では年明け早々にルイジアナ州ニューオーリンズで新年を祝うため集まっていた群衆に車が突っ込み多数の死傷者が出る事件が起き、その直後にはネバダ州ラスベガスのホテル前に停車していた車が爆発。立て続けにテロが疑われる事件が起きる中、豪華なキッチンで料理を作ってゲストをもてなし、花を買ってフラワーアレンジメントする「おもてなし」番組の予告編を観たユーザーからは非難の声が上がっている。

米ABCテレビのトーク番組「ザ・ビュー」で共同ホストを務める政治評論家のメーガン・マケインさんは、X(旧ツイッター)で「この2日間で2件のテロ攻撃があり、大規模な戦争が起きている。アメリカ人は食料品を買うお金がない。私たちの国は今、怒り、不確実性、激しさの中にいる。このコンセプトは思慮がない。私なら、彼女に健康的な食料が買えない人々が暮らす低所得者地域で新鮮な食料を届ける番組を作るようアドバイスしたでしょう。自分のエゴではなく、人々を助けるために何かをしてください」とコメント。「これが世界があなたを嫌う理由。その瞬間の空気が全く読めない」とメッタ斬った。

この投稿には「花を最後に買ったのはいつだったか思い出せない」「100%あなたの言う通り」などの賛同の声がある一方、「メーガン妃は慈善活動をしている」と声や2008年の大統領選で共和党大統領候補だった故ジョン・マケイン上院議員の娘であるだけに「彼女の功績はネポベイビー(親の七光でセレブになった子ども)であることと女性を批判することだけ」などの批判も寄せられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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