テレビ朝日の年越し特番として6年連続となった「ザワつく!大晦日」が12月31日に放送され、平均世帯視聴率が午後5時からの第1部が10・1%(平均個人視聴率は5・8%)、午後6時からの第2部が12・7%(平均個人視聴率は7・9%)、午後7時30分からの第3部が8・5%(平均個人視聴率は5・2%)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。(いずれも関東地区)
23年は6時間の放送で、紅白の裏番組としては2年連続の民放1位を獲得。24年は12月31日午後5時から1日深夜1時までの過去最長8時間に拡大された。
同番組は、世間をザワつかせている社会現象について独自トークを繰り広げる「ザワつく!金曜日」に出演する長嶋一茂(58)石原良純(62)高嶋ちさ子(56)の“ザワつくトリオ”が届ける年末特番。
3部構成となった第1部「ザワつく!大晦日」(午後5時)では高嶋が特殊詐欺の被害にあったことを激白。黒柳徹子&滝沢カレンの仲良しコンビを迎えた「徹子の部屋伝説のスターたち」では、「徹子の部屋」に出演した国内外のスターたちの厳選名場面からクイズが出題され、滝沢が珍解答を連発。栗山英樹2度目の参戦となった「栗山さんと振り返る 大谷翔平ザワつく!2024」では、大谷翔平の活躍を総括した。
元日スペシャルが放送された「相棒season23」からは水谷豊と寺脇康文が参戦。水谷の大好物をかけて「心をひとつに!みんな揃って食べましょう選手権」に挑んだ。さらに、大ヒット公開中の「劇場版 ドクターX」から、米倉涼子、田中圭、内田有紀、鈴木浩介がが襲来、ザワつくトリオと極上ステーキをかけて「100万円を当てるな選手権」でガチ対決を繰り広げた。
このほか、9日放送開始の新ドラマ「プライベートバンカー」(木曜午後9時)から、唐沢寿明、鈴木保奈美が登場。30年ぶりのバラエティー共演を果たした。2人は一茂、良純、ちさ子が1年間かけて争ってきたクイズバトルの最終決戦企画の見届け人を務めた。
第2部「ザワつく!路線バスで寄り道の旅 2025年初詣の最新情報を生放送でお届け! 2024年最後の爆笑珍道中開運SP」(午後10時)では、一茂と高橋がゲストの高島礼子、DAIGO、バイきんぐ小峠英二とともに深川不動、神田明神、浅草寺などをめぐる爆笑珍道中を繰り広げた。
第3部「高嶋ちさ子の!ザワつく!音楽会 昭和歌謡ライブで!年越SP」(午後11時)では、高嶋が愉快な仲間たちとともに年越しで登場。未来に残したい昭和歌謡の名曲を紹介しながら、昭和世代のメンバーが当時の思い出話や仰天エピソードに花を咲かせた。