初出場のこっちのけんと(28)が31日、元日付の日刊スポーツ新聞紙面を通じてファンに感謝の思いを込めた「年賀状」をしたためた。
実直な人柄がしのばれるキチンとした書体で「日刊スポーツの読者の皆様 あけましておめでとうございます」とまずは新年のあいさつ。その後で「旧年中はありがとうございました」と感謝の言葉をつづり、その後に「本年もよろしくお願い申し上げます」と続けた。締めの言葉は「感謝」。ひときわ大きな文字でファンへの思いをしっかりと表現した。そして、サインには干支(えと)の「み年」を反映させ、ヘビが舌をニョロニョロと出しているユニークな顔にした。
昨年5月に「はいよろこんで」を配信リリース。曲のサビで繰り出す「ギリギリダンス」のコミカルな振り付けとキャッチーなフレーズがSNSで大きな話題に。TikTokなどでの総再生回数150億回超えの大ヒットを記録し、老若男女に親しまれる国民的な曲になった。
29日のリハーサルの際には、24年を漢字1文字で表現すると「健」だとして「本名(健人)でもあり、こっちのけんととしても花開いた。精神的にも体も健康的でした」。激動ながら充実した1年を振り返っていた。