人気ブランドセーラーズの三浦静加社長(71)が、ザ・ドリフターズとコラボしたアパレル商品を来年元日にインターネットで販売すると30日までに発表した。
ザ・ドリフターズがフジテレビ系元日午後5時から3時間50分の特番を放送する記念として、ドリフメンバー5人のキャラクターとセーラーくんがドリフメンバーの浴衣とハチマキをしたイラストがプリントされたもので、Tシャツ、トレーナー、パーカーなどがある。
右腕には「THE SAILORS」、左腕には「THE DRIFTERS」と刻まれている。来年ドリフが誕生60年周年、セーラーズが40年周年という節目を迎え、合算すると100年というタイミングでもある。
高木ブー(91)の娘が40年前からセーラーズの大ファンで「お父さんにも若い世代のデザインを着てもらいたい」との希望から三浦社長に懇願し、“高木ブーに似合うカジュアルシャツ”をデザインすることがきっかけだったという。所属事務所イザワオフィスの井澤秀治社長もセーラーズのファンだったこともあり、コラボアパレル用にドリフメンバー5人のイラストも特注し、三浦社長もドリフに合わせてセーラーくんのイラストを新調した。
セーラーズは今年放送され新語・流行語大賞にも選ばれたTBS系ドラマ「不適切にもほどがある」の劇中で登場した架空のブランド、「セイヤーズ」とコラボしたアパレル販売が大人気となって話題となった。
インターネットでの受注販売となり元日正午から5日午後11時59分まで受け付ける。三浦社長は「国民的コメディアンのドリフとコラボできるなんて夢のようです。セーラーくんのドリフ姿は初めて描きました。似合ってますね。ドリフと足して100周年ということも偶然にしてはすごすぎます」とコメントした。