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有名漫画家、メディア化での原作改変「受け入れる思考に至りました」ドラマ化など経験し柔軟に


漫画家の桂正和氏がメディアミックスに際して原作の改変について持論を述べた。桂氏は「ウイングマン」や「電影少女」のドラマ化経験から、原作のストーリーや設定変更に対する柔軟な姿勢を示している。安易に改変するのではなく、慎重に考慮した上で大事な部分は守りつつ、新しい驚きを提供することを重視しているという。ファンの「原作通りが一番」という思いにも理解を示しつつ、改変の正当性について説明。また、作品の持ち味をどのように伝えるかを考え抜き、面白い作品作りに全力を注ぐことを呼びかけている。桂氏はこれについて、「少しでも違うとダメと思うならお手上げ」と冗談交じりに語り、改変に対する慎重な姿勢を強調した。

桂正和氏(2022年撮影)

「ウイングマン」や「電影少女」などの作品で知られる漫画家の桂正和氏が、メディアミックスにあたって原作を改変することについて持論を展開した。

桂氏は26日にX(旧ツイッター)で、「より良くなる原作改変は、すすんでしたいと思っています」とメディアミックスの方針を示した。29日、発言をあらためて補足。ドラマ化などを何度か経験して、原作のストーリーや設定を変更することに対する姿勢も柔軟になっていったらしい。「そこに抗うより、受け入れる思考に至りました。それに加えて私も、原作で気になる部分は変更したいし、新しい驚きを提供したい性分なので」と現在の心境を明かした。

「原作通りが1番」というファンの思いに理解を示したうえで、桂氏は「だから変えて良いかどうかの判断は、あらゆるパートで慎重に考え、大事な部分は絶対に守ってきたつもりです」と、変更にあたっては真摯に検討してきたことを強調した。「色んな環境下、更に面白い物ができないか?その原作の持ち味をどう伝えるか?というチャレンジを、全力でしている感じですので、ご安心ください」とファンに呼びかけ、「ご安心くださいと言われても、少しでも違ったらダメなんだという事なら、お手上げですが。笑」と冗談めかして続けている。

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