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【M-1】連覇の令和ロマン、バッテリィズに抜かれ「あ、このパターンかと」余裕も「4位ある」


令和ロマンの高比良くるまと松井ケムリが、「M-1グランプリ2024」で大会初の連覇を達成。ファーストランドでは、バッテリィズに一時抜かれ2位で通過したが、最終決戦で見事に勝利。高比良は『漫才過剰考察』という著書でM-1対策を徹底的に分析していることを告白。分析を基に、今大会を制するための戦略を練っていた。松井は、バッテリィズとの激戦に「めっちゃ怖かった」と本音を吐露しつつも、最終的に勝利をつかんだ。令和ロマンは、お笑いサークル「お笑い道場O-keis」で結成され、2023年のM-1グランプリでも優勝するなど勢いを増している。

「M-1グランプリ2024」で史上初の大会連覇を達成した令和ロマンの高比良くるま(左)と松井ケムリ(撮影・足立雅史)

漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」で大会初の連覇を果たした令和ロマンの高比良くるま(30)と松井ケムリ(31)が22日、テレビ朝日系「有働Times」に生出演。ファーストランドでバッテリィズに抜かれ、2位通過で最終決戦に進出したことについて言及した。

ゲスト出演していたトレンディエンジェル斎藤司(45)から「バッテリィズがグッと行ったじゃない」と聞かれ、高比良は「絶対バッテリィズだと思ってました。あ、このパターンかと。ミルクボーイさんの時ね、みたいな。俺らはかまいたちさんみたいな枠で」と余裕だった。19年の大会は、かまいたちが会心の出来で高得点を出したものの、後に出来てたミルクボーイが過去最高得点をたたき出し、最終決戦も勝っていた。

高比良は「M-1」を勝ち上がるために、徹底的に考察していることを自著「漫才過剰考察」内で明かしている。松井は「これだけ分析してね、M-1を。分析したくるまに、最後食ってかかるのが、バッテリィズっていうバカで…めっちゃ怖かった」と本音を吐露。それでも高比良はバッテリィズに追い抜かれたことについて「4位もあると思っていた」と告白した。

◆令和ロマン(吉本興業)2018年、慶大のお笑いサークル「お笑い道場O-keis」の後輩、高比良くるまと先輩の松井ケムリが結成。M-1グランプリ2023優勝。2020年NHK新人お笑い大賞受賞。2024年ABCお笑いグランプリ優勝。2年連続の決勝進出で、初の大会連覇を狙う。くるまが今年11月に出版した「漫才過剰考察」が話題に。

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