全国のトップライバーたちがTikTokライブのギフティングバトルで競う「第1回ギフテッド甲子園」が20日まで行われ、大会を主催した視聴者参加型ギフト還元番組「ギフテッド」の色P氏が東西の予選1回戦で寄せられたギフトと同額の5700万円を能登半島地震の被災地や児童養護施設などへ寄付することを発表した。大会は人気TikTokerの夢幻が初代王者に輝いた。
予選は11日から東日本と西日本に分けて行われ、64人が参加。各4人ずつ計8人の決勝進出者を決めた。色P氏は予選時に寄付を表明し「わずか(バトル時間の)5分間のために全国から配信者が集まり、その模様を応援したリスナーのギフトが報われるようにという思いで行わせていただきます」と語った。実際に集まったギフトは通常通りライバーたちへ還元し、寄付資金は色P氏が私財から支払う。5700万円はTikTokライブ史上では最大規模のチャリティー額となるという。
大会は日本を拠点にTikTokライブで配信活動をしている18歳以上を対象に行われた。普段からTikTokライブで行われているギフトバトルを大会として行ったもので、夢幻のほか、明日花キララ、夢幻も所属するライバー事務所「イズニート」代表の超無課金こと石田拳智氏らも参加して盛り上げた。
夢幻は西日本予選に出場して3連勝で決勝トーナメントに駒を進めて準決勝に勝利すると、決勝では女性人気ライバーのesupiと激突。見事に勝利し、TikTokライブのギフトポイント日本記録保持者の実力を見せつけた。
寄付は能登半島地震の被災地や児童養護施設、犬猫動物愛護団体、不登校児童支援団体などに行うといい、その様子などはTikTokライブの「ギフテッド」で配信していくという。